ドイツ(2004年12月)
ドイツ中部、テューリンゲン(Thuringen)地方の主要都市、エアフルト(Erfurt)

この時期にドイツの各地で開催されるクリスマス・マーケット。Erfutの大聖堂前の広場にも、大規模なマーケットが開かれている。いかにもクリスマスらしい木彫りの装飾品から、日用品、飲食物に至るまで揃った、色とりどりの屋台を渡り歩くだけでも、飽きることがない。屋台の定番は、ワインにスパイスを入れて暖めたグリューヴァイン(Gluhwein)である。陶器のカップに入れて出してくれ、カップを返すと半額ぐらい戻ってくるのだが、それぞれの街の図柄が書かれたカップは、それ自体が良い土産となる。今回の旅行でも、訪れた4つの都市それぞれのカップを持ち帰ってきてしまった。



テューリンゲンの大地に、雲の切れ間から日が差し込む。

史上最も偉大な作曲家の一人、ヨハン・セバスチャン・バッハが主任指揮者兼作曲家としてその壮年期を過ごした、ライプツィヒ(Leipzig)のトーマス教会。教会の前にはバッハの像が建ち、内部の祭壇にはバッハの遺体が埋められている。

ライプツィヒのクリスマス・マーケット


ヴァイマール(Weimar)は、欧州の文化的な首都と称されるのもあながち誇張ではない。この地に、ゲーテ、シラー、リスト等、多彩な文人・芸術家が集い、近代建築史上異彩を放つバウハウス(Bauhaus)の大学が設立されている。。

アイゼナハ(Eisenach)近くの山頂に聳え立つワルトブルグ城(Wartburg)。中世そのままの面影を伝えるこの城は、ユネスコの世界遺産にも登録されている。1521年から1522年にかけての10ヶ月間、世界の歴史を変える人物が迫害を逃れるためにここに潜伏した。マルチン・ルター(Martin
Luther)が、この城内に今も保存されている小部屋で書き上げた聖書のドイツ語訳は、グーテンベルクの発明した活版印刷により世に広まり、宗教改革のうねりへとつながっていくのである。




山上から見下ろすテューリンゲンの森(Thuringerward)
